メニュー

花粉症の治療

花粉症花粉症の治療法は何種類かあります。一番簡単でよく知られているのは、薬で症状を抑える方法です。しかし薬の中にも飲み薬、点鼻薬、点眼薬など従来から使用されているものに加え、近年では皮膚に貼るシール状のタイプも開発されるなどたくさんの種類があります。

飲み薬としてよく用いられるのは、アレルギーを起こす物質をおさえる抗ヒスタミン剤です。眠気や口の渇きといった副作用を起こす事があり、また一部の薬と飲み合わせの相性が悪いという欠点があります。しかし、近年ではそういった面を抑えた薬も数多く開発されています。ひとりひとりの症状に合わせてどの薬を使うか決めていく事が大切になります。

また、花粉の飛散開始前から薬を使い始めると飛散開始時には花粉に対する過敏性が低くなり、その後の症状を軽くする事ができます。毎年花粉症に悩まされる方は早めの受診をお勧めします。

近年では、花粉に対するアレルギーそのものを改善させる舌下免疫療法という治療法も確立されています。これは体に少しずつ花粉に似た薬剤を取り込んで、花粉に対する反応性を変えていく治療です。投与は毎日ですが、治療が軌道に乗れば通院は月に1回程度となります。現在はスギとハウスダストに対して適応があります。

他にも花粉症シーズンが始まる前に、鼻の粘膜をレーザーで焼灼するなどの治療法もあります。舌下免疫療法・レーザー治療は当院では対応していませんが、ご相談いただければ施行可能な専門機関へのご紹介が可能です。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME